社員が増えるたびに経営者としての本来の業務をする時間が少なくなっていきます。
たとえ管理職を任命したとしても、その管理職が本来の仕事を遂行できないために、経営者がその管理職の仕事を代行しなければならない事態に陥るからです。
では、管理職の本来の仕事とはなんでしょうか?
そう、マネジメントです。
つまり、この問題はマネジメントをするための仕組みがないために発生するのです。
管理職は大抵「部下を指導しなさい」としか言われていません。
そのため、実は部下の何を指導したらいいかわかっていません。
ですからそれぞれが場当たり的に指導しています。
これでは部下を成長させられるはずがありません。
至急、マネジメントの仕組みを構築する必要があります。
「マネジメントの仕組みが必要だということはわかっているのだが、難しくてなかなかつくることができない...。」
そう思われたでしょうか。
しかし、マネジメントの仕組みは人事制度をつくることによって基本的な構築ができます。
成長支援シートがあるからです。
部下は自ら成長支援シートを基にしてセルフマネジメントサイクル(P・D・C・A)を回すことができるようになります。
上司はそれに従って部下指導が具体的に行えるようになります。
管理職が管理職としての本来の業務が遂行できるようになるのです。
成長支援シートには部下の何をどこまでできるようにすることが部下指導なのかということが明確になっていますので、経営者は管理職に安心してそのマネジメントを任せることができます。
マネジメントの様子も常に経営者にわかります。
経営者のやるべきことは、管理職の業務を代行することではありません。
管理職が管理職としての仕事をできるようにマネジメントの仕組みをつくり、そして発生するであろう問題を解決しながらまた仕組みとしてつくり上げることです。
この仕組みが経営者に余裕をつくります。
経営者に余裕ができない限りは今後の組織の5年後、10年後、20年後の経営環境に対応する組織をつくることはできません。
人事制度は優先すべき経営課題です。
人事制度をつくり上げれば同時にマネジメントの仕組みができあがります。
そしてその仕組みはすべて経営者の価値観を基にしてつくりますので、経営者は安心して経営者本来の仕事に時間を投入することができるのです。
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