「成果が高い社員には、それに応じて処遇をする。」

「成果が高い社員は昇給・賞与が良くなる。」

こんな発言を疑いもなく社内でしている経営者がいます。

このたった一言が組織風土を壊していることに気づいていません。

 

「高い成果を上げている社員に高い賃金を出すのがなぜいけないのか。」

「当たり前のことを言って何が悪いのだ。」

と思われたかもしれません。

 

 しかし、“他の社員よりも高い成果を上げることができる”“そのことを評価して昇給・賞与を多く出す”ということは、自分の成果を上げているやり方を他の社員に教えれば損をすることになります。

そのため、今までだったら“訊かれればすぐに優れたやり方を教える”という組織風土だったのが、“優れたやり方は常に隠される”という組織風土になってしまうのです。 

 

これが同時に、組織の中の人間関係を壊すことに繋がります。

「成果の上がらない社員がいた方が都合がいい。

その方が自分の成果の大きさをアピールすることができる。」

そのように考えるようになるからです。

そんなことを考える悲しい社員をつくってしまうことになるのです。

 

そして社内での競争は激化します。 

こんな組織で全員が協力しあい、一致団結して組織全体の成果を上げることができるでしょうか。

とてもできません。

社員たちは、組織の中で常にストレスを抱えた状態で仕事をしているということです。

最近、うつになる社員が急増しているといわれています。

これは、組織風土が壊れ、人間関係が破たんしている企業が増えてきた結果のように思います。

 

業績をアップさせるためには、相乗効果を発揮させなければなりません。

そのためには、優れたやり方を持っている社員が社内にそのやり方を提供することを評価する仕組みが必要です。

 

みんなが優れたやり方で仕事をすることで、全社員が優秀になることを目指します。

わからないことを誰かが教えてくれたらどうでしょう。

教えてもらった社員はそれを感謝します。

また、教えた側も感謝されたことでさらに情報を提供するようになります。

競争しあうのではなく、お互いの成長をもっと支援しあう。

そうすれば自ずと社員が感謝しあい、そして自信を持てる組織風土になります。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
029-846-3430
対応エリア
茨城県/つくば市/土浦市/牛久市/龍ヶ崎市/常総市/かすみがうら市/石岡市/守谷市/筑西市/水戸市/ひたちなか市/笠間市/板東市/稲敷市/日立市/結城市/桜川市/高萩市/北茨城市/常陸太田市/常陸大宮市/鉾田市/行方市/潮来市

労働トラブル急増中!

就業規則が会社を守る!

人事賃金制度で社員が育つ!

助成金を徹底活用!

■労務事務をアウトソーシング!

cover-web-b.jpg
表紙(就業規則).jpg

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

029-846-3430

和田経営労務研究所

住所

〒305-0003
茨城県つくば市桜1-6-3

著書ご紹介

全国の書店で好評発売中!

【読者プレゼント】
書籍のページ数の関係で割愛した10項目を番外編としてプレゼントいたします。ご希望の方は、以下に必要事項をご入力のうえ、送信してください。

番外編 請求フォーム

メールアドレス(必須)

(例:xxxxx@xyz.jp)
半角でお願いします。
メールアドレス(確認)(必須)

(例:xxxxx@xyz.jp)
半角でお願いします。
お名前(必須)

(例:山田太郎)

自動的にメルマガにも登録されます。