これは孟子の言葉です。

チャンスに恵まれても地の利を活かした戦略にはかなわない、その地の利も人の団結力にはかなわない。 

NHK大河ドラマ「天地人」は、この最初の文字をとったものですが、このドラマで織田信長は「天の時」と「地の利」を味方に付けながら、「人の和」で失敗したとしています。
 

また、 名君と誉れ高い薩摩藩主・島津斉彬は、この言葉を好んでいたといわれています。

斉彬は下級武士だった西郷隆盛を取り立てました。

身分よりも「人」そのものこそ大事と考えていたのです。 

ご承知のとおり、その後、西郷は明治維新の立て役者となるわけですが、斉彬の人を見る目が今の日本の礎を築いたともいえるのではないでしょうか。
 

どんなに経営者が優秀で優れた戦略をたてたとしても、それを遂行するのは社員です。

社員を育てていない会社や社員のモチベーションアップを図れない会社は競争に勝つことはできません。

業績が伸びない原因、実は労務管理戦略にあるのでは?

これは山本五十六(太平洋戦争時の連合艦隊司令長官)の言葉です。

「仕事は見て盗め!」なんて今では死語、若い社員にはまったく通用しません。

具体的に教えて理解させ、そして大事なのはできたら誉めてあげることです。

誉めることで社員は自信がつき成長するのです。
 

ちにみに、これには続きがあります。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

さらに

「やっている、姿を感謝で、見守って、信頼せねば、人は実らず」

リーダーとしての人材掌握術を見事に言い表していますね。

株式投資や不動産投資、会社なら新規事業や設備投資など投資にはいろいろありますが、どれも見込み違いがあれば大損することもあり、なかなか回収率を読みにくいところがあります。

実は、確実にリターンを見込めるのが「教育」です。

個人ならば自分への教育投資、会社なら社員への教育投資です。

程度の差はあれ教育すれば必ずスキルはアップします。

すぐに効果は現れなくても、長い目で見れば必ずリターンがあります。

安定した企業経営には、社員教育が欠かせません。

この言葉は、スポーツのチームワークの大切さを説いたものですが、ビジネスにも同じことがいえます。 

努力をすればしただけの成果は得られますが、それは各人の成果の集合体でしかありません。

もちろん努力は必要ですが、さらに協力し合うことで相乗効果が生まれ、掛け算のように大きな成果が得られます。

ただし、チームに一人でも非協力的な人がいると成果はゼロになってしまうので、みんなのベクトルを合わせことが大切だということです。

成果主義が今ひとつうまくいかない理由のヒントがあるような気がしませんか。

チームワークの重要性を改めて考えてみる必要がありますね。

ある程度の成果をあげるだけなら自分一人の力で押し進めた方が早いかもしれません。

でも、大きなことをする、あるいは安定して継続させるためには協力者が必要です。

そういう意味では社員も社長の思いを実現させるための協力者といえるのではないでしょうか。

創業から業績を伸ばし続けたもののあるところで伸び悩んでしまう。

そこが社長の力だけでできる限界です。

そこから先は社員の力が必要です。社員の協力が必要です。

社員を単なる労働者ではなく協力者と考えると、見方が変わってきませんか。

一、世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである

一、世の中で一番みじめなことは、教養のないことである

一、世の中で一番さびいしことは、仕事のないことである

一、世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことである

一、世の中で一番尊いことは、人に奉仕して決して恩を着せないことである

一、世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情を持つことである

一、世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことである
 

これは、福沢諭吉の作として知られていますが、実際には作者不詳です。

しかし、誰の作であろうとも、一つひとつが含蓄のあるこころに染みる言葉だと思います。

職業生活いろいろありますが、原点に立ち返るとこういうことなのかもしれません。

これは、リクルートの創業者である江副浩正氏の言葉です。
 

「自律型社員」になれ!「指示待ち社員」ではダメだ!ということなのでしょう。

「自ら機会をつくり出せ」とはよく聴きますが、さらに「その機会によって自らを変えよ」というのは並大抵のことではできません。

常に進化し続けることを求めているようです。

一.出身がどの省庁であれ、省益を忘れ、国益を想え

二.悪い本当の事実を報告せよ

三.勇気を以って意見具申せよ

四.自分の仕事でないと言うなかれ

五.決定が下ったら従い、命令は実行せよ
 

これは、自民党の故後藤田正晴氏が、官房長官のときに官僚に対して言った言葉です。

組織の一員としてどのように行動すべきかを見事に言い表していますね。

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